2026/9/21(月) グループワーク「人生の中で感動した曲」
本日のグループワークは、「人生の中で感動した(泣いた)曲」をテーマに行いました。一番の曲でなくても大丈夫。紙で曲を紹介し、ネットで歌詞を調べ、心に残ったフレーズとその理由を説明する。時間があれば、実際に曲を聴いてみるという流れです。
時間が足りないほどの盛り上がり
ボードには、ロックからJ-POP、アニメソングまで、さまざまな曲名とお気に入りのフレーズが並びました。自分を励ましてくれる言葉、大切な人を思い出す言葉、懐かしい季節を思い出させてくれる言葉。同じ「感動した曲」でも、選ぶ曲も理由も本当に人それぞれです。
2コマ分の時間を用意していましたが、それでも足りず、最後は曲の1番を聴いたところで時間いっぱいになりました。個人ブースからテレビの前まで駆けつけ、「今日は有意義な時間でした」と感想に書いてくださった利用者さんもいました。職員も自分の好きな曲を紹介し、ご自身の歩みと重なる一曲について語ってくれました。第2回の開催が今から待ち遠しいです。
なぜ人は「自分のテーマソング」を持つのか
皆さんの発表を聞きながら、感動した曲には大きく二つの役割があるように感じました。
ひとつは「鏡」としての曲です。歌詞やミュージックビデオが、自分の歩んできた道と重なる瞬間があります。誰にも話したことのない気持ちを、曲が代わりに言葉にしてくれる。そのとき人は「自分の経験には意味があった」と感じ、自分の物語を肯定できるのだと思います。
もうひとつは「窓」としての曲です。「こんなふうに生きたい」「こうありたい」という憧れや目標を、曲が見せてくれることがあります。ボードに並んだフレーズの多くも、自分らしいペースで前に進むこと、結果にとらわれず自分の価値を信じることなど、その人の「生き方の宣言」のように見えました。
曲は、人生のしおりになる
曲が特別な一曲になるのは、その曲がそばにあった時期と結びつくからでもあります。頑張っていた時期に何度も聴いた曲、大切な人との思い出が重なる曲。聴くたびにその頃の自分に戻れる、人生のしおりのような存在です。
また、心が繊細に動いている時期ほど、歌詞の一つひとつがまっすぐ届くとも言われます。それは、言葉を受け取る心の余白が広がっているということ。感動できる心は、人の気持ちに寄り添える力でもあります。
好きな曲を語ることは、自分を知り、伝える練習
好きな曲を紹介するのは、実はとても勇気のいることです。自分の大切なものを人前に出すことだからです。それを周りの人が受け止め、「いい曲だね」と共感してくれる。自分の好きなものが認められるうれしさは、「ここは安心して自分を出せる場所だ」という実感につながります。
就職活動や職場でも、自分の価値観を知り、それを言葉にして相手に伝える力は欠かせません。そして、相手の好きなものに耳を傾けることは、職場の人間関係を築く第一歩にもなります。今回のグループワークは、楽しみながら自己理解と他者理解を深める時間になりました。
おわりに
一曲の中に、その人の歩んできた道と、これから歩みたい道が詰まっている。そんなことを改めて感じたグループワークでした。発表してくださった皆さん、ありがとうございました。次回は、今回聴けなかった方の曲もぜひ聴かせてください。


コメント