2026/7/31(金)グループワーク「第四回夏祭り会議~感謝を伝える勇気を育むイベント~」
なんとなくだけど、普段お世話になっている方を呼べる気がしなくて、利用者さん同士で楽しむ「夏祭り」の会議になりました。
来てくれそうにない人を誘うのに意味はあるのだろうか。
きっと、支援員の提案に、皆さんはそんなモヤモヤはあったでしょう。私も同じ立場なら、そのモヤモヤは抱くと思います。
そのモヤモヤを晴らす記事を、今回は書きたいと思いました。私は、支援員の話を伺い、こう思いました……。
新しい一歩を踏み出す人がいる。その姿は、周りの人の力にもなる
今回、夏祭りの準備について支援員の方に質問をしたところ、これまで体験利用をされていた方が、8月から正式利用となり、今回の夏祭りにも参加されていたことを教えていただきました。
私は、その話を聞いて、とても印象に残ったことがあります。
新しく通い始めたばかりの方は、不安も大きいはずです。グループ活動に参加することも、決して当たり前ではありません。
それでも一歩踏み出して参加する。その姿勢そのものが、就職に向けて行動しようという意思の表れなのだと思いました。
そして、その姿は、以前から通っている利用者さんにも良い刺激になるのではないでしょうか。
「自分も最初は緊張していたな。」
そんな気持ちを思い出した方もいたかもしれません。
就職を目指して努力し始めた頃の初心を思い出す、そんなきっかけになっていたら素敵だなと思います。
行動することは、自分自身への成長にもつながる
今回の夏祭りは利用者さん同士で楽しむ形になりました。
支援員さんとしては、保健師さんや計画相談員さん、医師、ご家族など、日頃お世話になっている方をご招待したいという思いもあったそうです。
しかし、「呼べる人がいない」「初めてなので難しい」といった意見もあり、まずは利用者さんだけで開催することになったとのことでした。
私は、この判断はとても自然なことだと思いました。
初めてのイベントでは、不安を感じる方も多いでしょう。
「断られたらどうしよう。」
「忙しいから迷惑ではないだろうか。」
そんな気持ちになるのは、誰でも同じです。
だからこそ、今回まず利用者さん同士で成功体験を積むことには、大きな意味があると感じました。
「断られる勇気」も、就職には必要な力
もし来年以降、この夏祭りが恒例行事になり、ご家族や支援者の方をご招待できるようになったら、とても素敵だと思います。
もちろん、誘えば必ず来ていただけるとは限りません。
忙しくて参加できない方もいるでしょう。
でも、大切なのは結果だけではありません。
「いつもありがとうございます。よかったら来てください。」
そう声を掛けること自体が、感謝を伝える行動になります。
働くようになると、営業や接客だけでなく、お願いをしたり、協力をお願いしたりする場面が数多くあります。
そのたびに思い通りの返事が返ってくるわけではありません。
だから私は、「断られる勇気」も社会で働く力の一つだと思っています。
断られることを恐れて何もしないよりも、感謝を込めて一歩踏み出す。
その経験は、きっと仕事にも生かされるはずです。
感謝は、人を動かす力になる
私は以前、家族にパイナップルパイを買って帰ったことがあります。
決して高価な贈り物ではありませんでしたが、とても喜んでくれました。
そのとき思いました。
お金の金額よりも、「ありがとう」の気持ちが伝わることの方が、ずっと価値が大きいのだと。
支えてくれている家族や支援者の方へ感謝を伝える機会は、人生の中で意外と多くありません。
もし将来、この夏祭りでそのような場が生まれたら、それは利用者さんだけでなく、ご家族や支援者にとっても忘れられない一日になるのではないでしょうか。
これから就労移行支援を考えている方へ
就労移行支援では、パソコンの勉強や就職活動だけではありません。
今回のようなイベントを通して、協力すること、役割を持つこと、人前で行動すること、感謝を伝えることなど、働くうえで大切な経験を積む機会があります。
最初は不安でも構いません。
一歩参加してみる。
その小さな一歩が、自分だけでなく、周りの人にも良い影響を与えることがあります。
今回参加された新しい利用者さんの姿も、きっと誰かの背中を押していたのではないでしょうか。
今年の夏祭りは、まず利用者さん同士で思い切り楽しむことが一番です。
そして、いつか感謝の輪が広がり、ご家族や支援者の方とも笑顔で過ごせる夏祭りへと成長していくことを、私も楽しみにしています。


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