2026/6/16(火)グループワーク「応募書類の書き方」
就職活動を始めると、多くの方が一度は悩むのが「志望動機」です。
「なぜこの会社を選んだのですか?」
面接や応募書類でよく聞かれる質問ですが、いざ書こうとすると手が止まってしまうことも少なくありません。
今回のグループワークでは、「志望動機の書き方」をテーマに学びました。
志望動機の前に考えること
グループワークで特に印象に残ったのは、「この会社に入ることで、なぜ自分は幸せに近づけるのか?」という考え方でした。
志望動機というと、「会社に気に入られるための文章」と考えてしまいがちです。しかし、その前に大切なのは、自分自身を知ることだと学びました。
自分はどんなことが得意なのか。どんな働き方をしたいのか。どんな環境なら長く働けるのか。
そうしたことを理解して初めて、自分に合う会社を見つけることができます。
自分から見た自分、他人から見た自分
グループワークでは、自分から見た自分と、他人から見た自分についても考えました。自分では当たり前だと思っていることが、実は周りから見ると強みになっていることがあります。
反対に、自分では得意だと思っていても、周囲から見ると別の部分が評価されていることもあります。こうした認識の差を知ることは、自己理解につながります。
就職活動では、自分の強みや苦手なことを相手に伝える機会がたくさんあります。そのため、自分自身を客観的に知ることはとても大切です。
面接で企業が見ていること
グループワークでは、企業が面接でどのような点を見ているのかについても学びました。
例えば、
・長く働けそうか
・体調は安定しているか
・どのような強みがあるか
・会社の雰囲気に合いそうか
・困ったときに相談できるか
などです。
特に障がい者雇用では、「長く安定して働けるか」が大切なポイントになります。そのため、自分を無理に会社へ合わせるのではなく、自分に合った職場を探すことが重要だと感じました。
就職活動は自分に合う会社を探すこと
就職活動は、企業から選ばれるためだけの活動ではありません。自分自身も、「この会社は自分に合っているだろうか」と考えることが大切です。働き続けるためには、自分の特性や体調、得意なことや苦手なことを理解し、自分に合った環境を選ぶ必要があります。
今回の講義を通して、志望動機を書く前に、まずは自己理解を深めることの大切さを改めて学ぶことができました。
自己理解は一日でできるものではない
グループワークを受けながら、自己理解は一日で完成するものではないと改めて感じました。まずは会社のことを考える前に、自分自身を知ることが大切です。
自分はどんなときに嬉しいと感じるのか。反対に、悔しい、悲しいと感じるのはどんなときなのか。そうした日々の感情を振り返ることで、自分の価値観が見えてきます。価値観が見えてくると、自分の好きなことや苦手なことも少しずつ分かるようになります。
また、「好きなこと」と「得意なこと」は必ずしも同じではありません。最初は苦手だと思っていても、やってみると意外とできることがあります。反対に、好きだけれど仕事として続けるのは難しいこともあります。実際に挑戦し、小さな成功体験を積み重ねることで、「自分にはどんな仕事が向いているのか」「どんな環境なら長く続けられるのか」が見えてくるのではないでしょうか。
そして、自分一人で考えるだけでなく、支援員や周囲の人から見た自分の姿を聞いてみることも大切です。自分の認識と他者から見た自分を比べることで、より客観的に自分を理解することができます。
ジャーナリングで自己理解を続けた元利用者さん
ある元利用者さんも就職活動中、支援員から「自己理解が足りない」と言われたことがあります。しかし当時その方は、自己理解とは何かも分かりませんでした。
調べてみると、「ジャーナリング」という方法があることを知りました。毎日自分の気持ちを書き続ける方法ですが、すぐに答えが見つかるわけではありません。
そんな時、支援員が「自己理解は終わりがないですから、私も続けてみます」と笑顔で話してくれました。
その元利用者さんは、その言葉を聞いたとき、少しほっとしたと話していました。自分自身について少しずつ理解を深めていくと、就職活動の際、自分のことをどう説明していいか、わかっていきます。
そして、学習するうちに、「こんな自分になりたい」という理想像ができて、会社でどのように役立ちたいか、働いて将来どんな形で自分は生きていきたいか、少しずつ見えてくるのではないでしょうか。


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