夏祭り会議二回目~意見を出し合うことについて~

2026/7/3(金)グループワーク「夏祭り会議二回目~意見を出し合うことについて~」

今日は、夏祭りの会議の第二回目です。

担当者同士でアイデアを出し合い、企画書の作成を進めました。

会議では、「自分の意見を言ってもいいのかな」「否定されたらどうしよう」と不安になる方も少なくありません。しかし、会社で行われる会議は、自分の考えを押し通す場ではなく、より良い答えを見つけるために意見を出し合う場です。

今回は、夏祭りの企画を通して、仕事で大切な「意見の伝え方」と「チームワーク」について考えてみました。

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チームワークとは「仲良くすること」ではありません

就労移行支援では、グループワークやイベントの企画を行う機会があります。 例えば、夏祭りや季節のイベント、レクリエーションなどを担当者同士で話し合い、一つの企画を作り上げることもあるでしょう。

そんなときによく聞く言葉があります。

「チームワークを大切にしましょう。」

もちろん間違った言葉ではありません。 しかし、この言葉を聞くたびに少し苦しくなる方もいるのではないでしょうか。

「仲良くしなければいけない。」 「自分の意見は控えた方がいいのかな。」 「空気を読まないと迷惑をかけるかもしれない。」

もしそう感じているなら、それは決してあなただけではありません。

私自身も、「チームワーク」という言葉に少し苦手意識を持っていました。 今日は、そんな私が考えるチームワークについてお話ししたいと思います。

チームワークは「我慢大会」ではない

仕事では、周囲との協力が必要になります。 一人で完結する仕事は少なく、誰かと相談したり、役割分担をしたりしながら進める場面がたくさんあります。

だからといって、自分の考えをすべて飲み込むことがチームワークではありません。

時々、「みんなに合わせること」が良いことのように思われる場面があります。 しかし、それでは本当に良い企画や仕事は生まれにくくなります。

例えば夏祭りの企画会議で、

「子ども向けのゲームを増やしたらどうでしょう。」

と思った人がいたとします。

でも、 「否定されたら嫌だな。」 「空気を悪くしたくない。」 と思って何も言わなかったら、そのアイデアは最初から存在しなかったことになります。

その案が採用されるかどうかは別として、一度は言葉にしてみなければ、本当に良い案だったかどうかは誰にも分かりません。

意見を言うことと、押し通すことは違う

ここで勘違いしやすいことがあります。

「意見を言う」と「自分の考えを押し通す」はまったく別です。

仕事では、自分の案が採用されないこともあります。 それは珍しいことではありません。

むしろ、多くの会議では複数の案が出て、その中から一番目的に合うものが選ばれます。

だから、

「私はこう思います。」

と伝えることは大切です。

そして話し合った結果、

「今回はこちらの案で進めましょう。」

となったなら、その決定を尊重して協力することも仕事の一つです。

意見を言うことと、最後まで自分の案にこだわることは違います。

声の大きさではなく、目的を見る

会議では、話すのが得意な人もいます。 反対に、じっくり考えてから話したい人もいます。

話す量と良いアイデアは、必ずしも比例しません。

声が大きい人の意見ばかりが採用されるような環境では、他の人は次第に発言しなくなってしまいます。

それはチームにとって大きな損失です。

仕事では、

「誰が言ったか」

ではなく、

「目的に合っているか」

を見ることが大切です。

夏祭りなら、

  • 参加者が楽しめるか。
  • 安全に実施できるか。
  • 予算内でできるか。
  • 準備は現実的か。

こうした視点で考えることで、感情ではなく目的を基準に話し合いができます。

安心して話せる雰囲気を作る人が、実はチームを支えている

私は、良いチームには共通点があると思っています。

それは、「安心して意見を言える雰囲気」があることです。

「その考えも面白いですね。」 「なるほど、その視点はありませんでした。」 「もう少し詳しく聞かせてもらえますか。」

こんな一言があるだけで、会議の空気は大きく変わります。

反対に、

「それは無理。」 「そんなことできるわけない。」

このような言葉が続くと、人は話すことをやめてしまいます。

アイデアは、安心できる場所でこそ育つものです。

チームワークとは「目的のために協力すること」

私は以前、チームワークとは「仲良くすること」だと思っていました。

でも今は少し考えが変わりました。

チームワークとは、全員が親友になることではありません。

お互いを尊重しながら、自分の意見も伝え、相手の意見にも耳を傾けること。 そして最終的には、決まった方向に向かって協力すること。

これこそが、本当のチームワークではないでしょうか。

人にはそれぞれ得意なことがあります。 企画が得意な人。 準備が得意な人。 人前で話すのが得意な人。 裏方で支えるのが得意な人。

全員が同じ役割をする必要はありません。 違いがあるからこそ、一人ではできないことが実現できます。

最後に

就職すると、必ず誰かと一緒に仕事をする場面があります。

そのとき、「自分は話すのが苦手だから」「人付き合いが得意ではないから」と不安になる方もいるかもしれません。

でも、チームワークとは無理に明るく振る舞うことではありません。

自分の考えを丁寧に伝え、相手の話にも耳を傾ける。 目的を共有し、決まったことには責任を持って取り組む。

それだけでも、十分にチームの一員として力を発揮できます。

就労移行支援のグループワークやイベントは、その練習ができる貴重な場です。 うまく話せなくても大丈夫です。 まずは一つ、自分の考えを伝えてみることから始めてみませんか。

その一言が、チームをより良い方向へ動かすきっかけになるかもしれません。


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