2025/6/25(水)グループワークは「ストレッチヨガ」
今日は朝から雨も降っていて湿度も高い一日ですね。
フォームでは午後にストレッチヨガをやりました。暑さでかく汗とは違って運動するとスッキリしますよね。

そもそもいい汗と悪い汗の違いとは…?
ダイエットのためにも、良い汗をかけているかどうかを意識したいところ。良い汗には、下記のような特徴があります。
<良い汗の特徴>
- 少しずつ出る
- 塩分濃度が低く、サラサラとしている
- 汗の粒が小さい
- におわない
- 蒸発しやすい
本来、人間の汗のほとんどは水分です。全体のうち約1%だけに水分以外のミネラルや塩分、老廃物が含まれていますが、限りなく水に近いことで、汗をかくとうまく肌の上で蒸発して、体温が調節されます。
この、汗の元となるのは血液です。汗腺は、汗を作るときに血液中のミネラル分を濾過して血液中に戻す役割も果たしていますが、この濾過機能は、運動不足やエアコンの効いた部屋で一日中過ごすなど、汗をかき慣れていないと徐々に退化し、良い汗をかきづらくなってしまいます。
一方で、身体が暑さに慣れて汗の分泌機能が高まっていくと、一度に大量の汗をかくのではなく、少しずつ発汗できるように。すると、塩分濃度の低い、良い汗が出るようになります。さらに、良い汗はかき始めるタイミングが早いため極端に体温が上昇することもなく、心拍数の増加まで抑えられるのが特徴です。
ベタつき感があり、体温調節の効率も下がった「悪い汗」
一方の悪い汗の特徴としては、次のようなことが挙げられます。
<悪い汗の特徴>
- 塩分濃度が高く、ベタベタしている
- 汗の粒が大きい
- においが強い
- 蒸発しにくい
体温を一定に保つという汗の目的から考えると、一概に悪い汗とは言い切れませんが、汗腺の濾過機能がしっかり働いていないと、身体へのデメリットが大きくなります。
悪い汗はベタついて不快感を覚えやすいだけでなく、血液中のミネラル分が汗をかくたびに失われていくため、疲労感からくる夏バテや、熱中症にもつながりやすくなってしまいます。また、良い汗と比べると、水分以外の成分が多く含まれることから、比較的水分蒸発がしづらく、体温調節もうまくいかなくなります。
良い汗と悪い汗には、体温調節の効率や、ベタつき感の有無などに違いがあり、日常的に発汗する習慣を取り入れることが、いかに大切かおわかりいただけたと思います。
ついつい夏場などはエアコンの効いた部屋で一日を過ごしがちですが、今一度、運動や入浴などの生活習慣について見直してみて下さい。
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