2025/10/17(金)「秋の快晴」
こんにちは
昨日は気圧の変化が厳しい日でしたね…

そんな時は自律神経を整えるのに「耳ツボマッサージ」をおススメしています。TVなどでも紹介していますね。
ぜひ皆さんも試してみてください。今週もお疲れさまでした。
概要
気圧の変化(飛行機、天候変化、登山など)で耳や頭が重く感じるときに役立つ、簡単で安全な耳つぼ(耳のツボ)マッサージです。指先の圧で耳の特定ポイントを刺激し、耳まわりの血行やリンパの流れを促します。強く押しすぎないことが重要です。
注意事項(必ずお読みください)
- 耳に炎症、外傷、皮膚疾患(化膿、ひどいかゆみなど)がある場合は行わないでください。
- 痛みが強い、めまい、吐き気、聴力低下などが起きたら直ちに中止し医師に相談してください。
- 妊娠中や持病(心臓病など)がある場合は事前に医師に相談してください。
- 力を入れすぎない(強い痛みや内出血の原因になります)。心地良い圧を保ってください。
準備
- 手をよく洗う(清潔にする)。
- 短く切った爪に注意し、耳を傷つけないようにする。
- リラックスして座る(深呼吸を2〜3回)。
- 施術時間は片耳につき合計2〜4分程度を目安に。
耳つぼ図(簡易) — 左耳を正面から見たイメージ
主要なツボと効用(短く)
- 耳垂(じすい):リラックス、血行促進。
- 耳輪下(じりんか):中耳や耳管の周辺の緊張緩和に有用。
- 耳孔付近(じこう):耳管の働きに影響しやすい位置。軽い刺激で開放感が出ることがある。
- 三角窩(さんかくか):自律神経バランス(緊張緩和)に関係することが多い。
実践手順(ステップごと)
-
全体のウォームアップ(30秒)
両手の指先をこすり合わせて温め、耳全体を軽く手のひらで包むように5〜10秒軽く押す。 -
耳垂の軽押し(左右それぞれ30秒)
耳たぶ(耳垂)を親指と人差し指でつまみ、やさしく上下に5〜8回ゆっくり引き下げる。1回の保持は1〜2秒。強すぎない圧で。 -
耳輪下(中耳周辺)の円滑刺激(片耳1分)
耳の外側輪郭の下側にある「耳輪下」を人差し指の腹で、円を描くようにゆっくり10〜12回回す。呼吸を合わせて行うと効果的。 -
耳孔付近の点押し(片耳各20〜30秒)
耳孔のすぐ外側(図の「耳孔付近」)を人差し指の腹で垂直に軽く押す(痛みを感じない強さ)。3秒押して1秒休む、を5〜8回繰り返す。 -
三角窩のやさしい圧(片耳30秒)
耳の上部内側(図の三角窩)を親指の腹でやや浅めに圧をかけ、ゆっくりと息を吐きながら5〜8回押す。 -
仕上げの軽揉み(30秒)
耳全体を軽く揉み、最後に耳の付け根(耳の後ろの首側)を親指で軽く押しながら深呼吸を1〜2回行って終了。
圧の強さとタイミングの目安
「気持ちいい」と感じる程度の圧が正解です。押して鋭い痛みやしびれ、めまいが出る場合は中止してください。飛行機での離着陸前や、天候で気圧が急変しそうな前に実施すると良いでしょう(目安:離陸前・着陸前に各1回)。
ワンポイント(飛行機や登山時)
- 離陸や急な下降時は耳管が詰まりやすいので、耳つぼマッサージと合わせてあくびや嚥下(飲み込む)を行うと効果的です。
- ガムを噛む、水を飲む、あくびをするなどで自力で耳管を開く動作を同時に行うと良いです。
よくある質問(Q&A)
- Q: どれくらいの頻度で行えばいいですか?
- A: 気圧変化を感じる前後や毎日1回の習慣として行うのが安全です。急な不調を感じたときはその都度。
- Q: どれくらいで効果が出ますか?
- A: 個人差があります。数分で軽い開放感を感じる人もいれば、数日続けて効果を感じる人もいます。
最後に(安全のために)
本記事は日常のセルフケア向け情報です。明らかな耳の病気、痛み、聴力低下、強いめまいなどがある場合は医療機関を受診してください。
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